

顎関節症
顎関節症
顎関節症とは、あごの関節やその周囲に現れるさまざまな症状を指します。下あごと頭蓋骨をつなぐこの関節は、口を開けたり閉じたり、ものを噛んだりするときに欠かせない働きをしています。
顎関節症は、口が開けにくい、動かすと痛みが出る、関節から音がするなどの症状が見られます。原因ははっきりとは解明されていませんが、噛み合わせの問題、精神的な緊張、日常の癖、外的な衝撃などが関係していると考えられています。
治療では、患者さまの生活の中にある要因に気づいていただくことも大切です。丁寧な対話を通じて原因を見つけ出し、少しずつ負担を減らしていけるよう取り組んでいきます。

このようなお悩みはありませんか
あごが痛い
あごに違和感がある
口が開きにくい
噛み合わせが悪い

顎関節症の治療
顎関節レーザー治療
あごの痛みや口の開けにくさなど、顎関節症の症状でお困りの方に向けて、当院では半導体レーザーを使った治療を行っています。
このレーザー治療は、あごの関節や周囲の筋肉に穏やかにエネルギーを届け、血行を促進し、炎症や痛みを軽減していく方法です。
治療中の痛みはほとんどなく、麻酔も必要ありません。照射時間も短く、身体にやさしい治療として多くの方に利用されています。
繰り返し行うことで、症状の改善が期待でき、日常生活での違和感も減らすことができます。あごの違和感や痛みを感じたときは、お早めにご相談ください。

レーザー治療の特徴
痛み・炎症の軽減
麻酔不要のやさしい処置
顎関節などに直接作用
短時間・反復治療で効果が持続

レーザー治療の流れ

問診・検査
症状や痛みの部位、開口状態などを丁寧に確認します。

照射部位の決定
顎関節や咀嚼筋、圧痛点、ツボなどを診て、照射するポイントを決めます。

レーザー照射
半導体レーザーを患部に数分間照射します。
痛みはほとんどなく、麻酔は不要です。

終了後の確認
可動域や痛みの変化を確認し、必要に応じて次回の治療計画をご案内します。
※週1回程度の照射を数回繰り返すことで、症状の改善がスムーズに期待できます。
スプリント治療
当院では、顎関節症の治療としてスプリント(マウスピースのような装置)を用いた方法を取り入れています。
顎関節症の多くは、噛むときに一部の歯だけが接触しやすく、全体でバランスよく噛めていないことが原因となります。その結果、限られた歯に負担が集中し、顎関節に余分な力がかかってしまうことがあります。
マウスピースを就寝時に装着することで、無意識のうちにかかる噛み合わせの負担を和らげる効果が期待できます。
さらに、口の開けにくさやあごの痛みなど、症状の改善には患者さま自身による日常のセルフケアも欠かせません。

料金について | |||
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初回メニュー | 料金目安(税込) | 治療期間目安 | 治療回数目安 |
スタビライゼーション型スプリント | 保険適用 | – | – |
半導体レーザー疼痛緩和治療3回~4回 | ¥3,300 1回あたり | 1カ月 (1週間に1回程度) | 3回~4回(1週間に1回程度) |
ナイトレーズ 3回1セット | ¥33,000 | 1日 | 1回 |
リスク・副作用 | |||
まれに赤み・熱感などが起こることがあります。 効果には個人差があります。 |