予防歯科
予防歯科
治療後の良い状態を保つためには、痛みや噛めないといったお悩みがあるときだけ治療をしたら終わりではなく、定期的なチェックと予防が大切です。日ごろから意識して予防に努め、虫歯や歯周病の早期発見、早期治療を心がけましょう。
当院では約3ヶ月に1回程度の検診を呼びかけております。定期的な検診を通してご自身のお口の状態を把握し、日々どのようなケアが必要なのかを知っていただいたうえで、お一人おひとりに合ったケアの方法をご提案させていただきます。
日ごろのケアに加え、歯科医院での専門的なケアを受けることで、より強い歯を保つことができます。
予防歯科で大切なこと
01
歯垢(プラーク)を残さず落とす
・歯ブラシで歯の一本一本を丁寧に磨く
・デンタルフロスなどを使って隙間の歯垢を取り除く
02
細菌を増やさない
・デンタルリンスなどの殺菌剤で口内の隅々まで洗浄する
03
フッ素を歯に残す
・フッ素配合歯磨き剤を使う
・すすぎは少ない水で1回
・就寝前に歯磨きをする
5分で測定できる唾液検査
当院では、ライオンのSMT唾液検査システムを導入しております。
測定時間はわずか5分。しかも一度の検査で6項目を測定できる優れた検査機能です。
歯の健康、歯ぐきの健康、お口の清潔度がわかります。
唾液検査では見た目ではわからないことが測定できるため、「お口の健康状態」を総合的に知ることができます。
検査の結果を総合的に活用することで、その方にあったセルフケアをご提案することができます。
治療の流れ
カウンセリング・口腔内検査
お口の状態を詳しく知るためにレントゲン撮影や、プラークの状況、歯ぐきの検査を行います。
説明・治療計画の立案
検査後にお口の状況をご説明し、治療法をご提案します。
治療
歯のクリーニングやフッ素塗布、歯磨き方法のレクチャー等を行います。
定期検診
定期的に、口腔内検査やクリーニングを行います。
約3か月に1度の検診がおすすめです。
歯科医院でのケア
スケーリング・SRP
スケーリングとは、歯や歯根の表面から歯垢(プラーク)と歯石を器械的に除去することを言います。歯科衛生士がスケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、歯から歯石を取り除きます。
SRPとは、スケーリング&ルートプレーニングの略です。ハンドスケーラーと呼ばれる専用の器具や、超音波の器具を用いて歯周ポケットの中の歯垢(プラーク)や歯石を取り除きます。
PMTC
PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、一般的には「予防歯科プログラム」のことを指します。
虫歯になってから治療を開始するというものではなく、虫歯や歯周病にならないように行う口腔内のクリーニングです。
歯磨きをしただけではなかなか落とせない汚れもあります。PMTCでは歯科衛生士が特別な機械を用いて、歯の汚れなどを落とします。
ブラッシング指導
きちんとしたブラッシングをすることにより、より強い歯にしていくことができます。
人それぞれ、歯の大きさや形に違いがあります。その人に合ったブラシの当て方をご説明いたします。
しっかりとしたブラッシングを身につけていただくために、丁寧な指導を行っております。
パウダーメンテナンス
パウダーメンテナンスとは、細かいパウダーを水と空気で噴射して歯の表面をクリーニングする方法です。
歯垢(プラーク)や着色汚れを効果的に除去し、歯の本来の白さを保ちます。
また、歯と歯の間など手が届きにくい部分もきれいにでき、痛みが少なく、歯と歯ぐきにやさしいのが特徴です。