矯正歯科
矯正歯科

矯正歯科

 

矯正歯科

歯並びや噛み合わせの乱れがあると、十分にブラッシングができず磨き残しが出てしまうことから虫歯や歯周病のリスクが高まるほか、咀嚼や発音などのお口の機能だけでなく、身体のバランスが崩れ、頭痛や肩こりを引き起こすなど、全身に影響が及ぶことがあります。また、見た目との関連から心の健康にまで作用するとも考えられます。

当院は大人の方の矯正治療はもちろんのこと、3歳ごろからの小児矯正にも対応しております。
成長期は噛み合わせができていく大切な時期です。骨が柔らかい時期には歯も動かしやすく、あごの成長や発育を利用してお身体の負担を抑えながら、歯を抜くことなく大人の歯が並ぶスペースを作ることが可能となります。

歯並びが悪いと様々な影響が起こります

虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪いと、歯が重なりあった部分のブラッシングが不十分になるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

あごへの影響

歯並びが悪いとあごの関節に掛かる力が不均等になり、顎関節症などの原因になます。

顔のゆがみ

歯並びや噛み合わせは上あごや下あごの突出のほか、正中線がずれて左右非対称の状態になるなど、顔のゆがみの原因になります。

きれいな発音ができない

歯並びや噛み合わせが原因でお口をしっかり閉じることができないと、滑舌が悪くなる恐れがあります。

 

◈ 「日本矯正歯科学会 認定医」による矯正治療 ◈

当院には、「日本矯正歯科学会 認定医」の資格を有したドクターが在籍しております。
日本矯正歯科学会認定医になるためには、5年以上学会に属し、学会が認めた指導医の下でさらに5年以上矯正歯科に専門的に従事することや、学術誌に矯正歯科臨床に関する論文を発表すること、学会の定める試験に合格することなど多くの経験と深い知識が必要です。
ワイヤー矯正・マウスピース矯正など矯正治療において責任をもった治療を行います。

 

当院で行っている矯正治療

お子さまの矯正治療

お子さまの矯正治療(小児矯正)は、あごの骨のバランスや大きさを整える「1期治療(骨格矯正)」と、永久歯が生えそろってから歯の位置を整える「2期治療(歯列矯正)」の2段階からなります。

●第1期治療
乳歯と永久歯が混じった時期の治療で、主に成長を利用した治療を行ないます。(約6~10歳ごろ)

●第2期治療
歯の1本1本に装置をつけ、歯の根までコントロールして最終的な噛み合わせを作ります。

 

◈ 矯正治療を始める時期 ◈

矯正治療を始める時期には個人差がありますが、永久歯が生えそろう前に行うのがおすすめです。
成長期から矯正治療をはじめることで、歯並びや噛み合わせとともに骨格的なずれが改善していくよう成長発育を促すことができます。

 

成長期に矯正治療を行うメリット

あごの正しい発育を促す

あごの成長をコントロールすることにより、骨格的なずれを改善することができます。それにより顔立ちも改善することができ、治療の仕上がりがより良くなります。

永久歯の抜歯の可能性が減る

成長期であれば狭いあごを前や奥、横に飛躍的に広げることができます。永久歯の並ぶスペースを確保することで、抜歯の可能性を減らすことができます。

お口の問題点を早期発見できる

悪い習慣の癖があると、あごの成長や歯並びだけでなく発音などにも影響を及ぼすため、これらの癖を改善し口腔周囲筋や舌の正しい成長発育・動きの習得を目指します。

矯正期間が短縮できる

あらかじめお子さまのうちに矯正治療を行うことで、本格的な矯正(2期治療)での治療期間を短くすることができます。

 

歯並びが気になる保護者の方へ

保護者の方がよく心配されるのは、「永久歯がなかなか生えてこない」「今の歯並びで大丈夫かな?」「いつから治した方がいいの?」といったことです。
当院は、「日本矯正歯科学会 認定医」による専門的な矯正治療を行っております。
歯並びが悪いことが原因で、虫歯になったりコンプレックスになったりすることもあります。地域のお子さまが素敵な笑顔になって欲しい・歯列矯正をより身近に感じてほしい・虫歯が減って欲しいといった想いから、可能な限りリーズナブルな治療費で矯正治療が受診できるよう、無駄なコストを減らす医院努力をしております。
お子さまの歯並びに関するお悩みはぜひお気軽にご相談ください。

 

ワイヤー矯正(唇側矯正)

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して、正しい位置に歯を少しずつ動かしていく、一般的な歯列矯正治療です。
24時間強制的に歯を動かしてくため、違和感があるときや食べ物が挟まってしまったときでも自分で取り外しができないため注意が必要です。
また、「目立ちにくい」「気づかれにくい」ことにこだわり、白く変色しにくいセラミックの矯正装置もございます。

 

ワイヤー矯正の特徴

取り外しをしなくてよい
適応の幅が広い
歯の並べ方も細かく調整できる
目立ちにくい矯正装置も選べる

 

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正は、透明なマウスピースタイプの矯正装置を使用する矯正方法です。ブラケットやワイヤーを使用しないため、つけていることがほとんどわかりません。
症例によっては、マウスピース矯正での治療をご案内いたします。
インビザライン(Invisalign)は、アメリカ生まれの矯正治療システムで、世界中で約1600万人以上(※)の治療実績がある治療方法です。
着脱式の透明なマウスピースを使うため、矯正をしていることを周囲に知られたくない場合におすすめのマウスピース矯正方法の一つです。
歯並びに合わせたオーダーメイドの薄い透明なマウスピース型の矯正装置を、治療の段階ごとに製作します。それをつけ替えていくことで、歯並びを少しずつ改善していきます。
装置が取り外せるため、それまでと同じように食事や歯磨きをしていただけます。
(※2023年9月時点)

 

マウスピース矯正(インビザライン)の特徴

装置が目立たない
痛みや違和感が少ない
装置を取り外せて、お口のトラブルが少ない
金属アレルギーの心配が少ない

 

未承認医薬品等に関する表記

当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器を用いた治療である「インビザライン・システムを用いた矯正治療」を行っております。
※医療法に基づいて厚生労働省から出されている『医療広告ガイドラインに関するQ&A(2018年8月)』に従い、「限定解除の4要件」を満たすための記載を以下に掲載します。

・「未承認医薬品等であること」
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。

・「入手経路」
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン社を介して入手しています。

・「国内の承認医薬品等の有無」
国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。

・「諸外国における安全性に係る情報」
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた人数は世界で1,600万人にのぼりますが、重大な副作用の報告はありません。

 

矯正無料相談を行っています

当院では矯正治療の無料相談を実施しております。
歯列のこと、噛み合わせのこと、お子さまの歯並びのこと、費用のこと何でもご相談下さい。

 

治療の流れ

カウンセリング・精密検査

治療に必要な資料を作ります。
レントゲン撮影、顔や口の中の写真、歯の模型の型取りなどを行います。

説明・治療計画の立案

検査結果に基づいて治療方針や治療期間などをご説明し、具体的な方針を患者さまや保護者の方と話し合います。

矯正治療開始

矯正治療が始まります。約1~2ヶ月に1度来院していただきます。
歯を計画した位置に移動させる治療を行います。

保定・メンテナンス

矯正治療後、リテーナーと呼ばれる保定装置によるメンテナンスを行って矯正治療終了となります。

 

料金について
メニュー 料金目安(税込) 治療期間目安 治療回数目安
一般矯正の検査費と診断料 ¥38,500
1期治療 ¥275,000~330,000 1〜2年 12〜24回
観察料(毎回) ¥3,300
1期治療から2期治療に移行する場合(2期開始時) ¥220,000
   2期より治療を始める場合   (成人矯正) ¥495,000 2〜3年 24〜36回
調整料(毎回) ¥5,500
アンカースクリュー ¥22,000
マウスピース矯正(インビザライン) ¥800,000 1~3年 12~36回
観察料(毎回) ¥3,300
リスク・副作用
(日本矯正歯科学会ホームページより参照)
矯正治療には以下の一般的なリスク・副作用があることをご理解ください。

※すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。

・最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2週間で慣れることが多いです。
・歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
・装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さまの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
・治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
・歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置が外れた後、現在の噛み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
・あごの成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
・治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
・矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。